ぷらっとほーむの日記 ぷらほブログ

山形市・若者の居場所と学びの場づくりのNPO団体です

 ’09『ひめゆり』上映最終日!

とうとう上映最終日を迎えてしまいました。長丁場だなぁと思っていた1週間も、過ぎてみればあっという間です。


驚きの忘れものをしてしまった我々ですが、かっちの奔走のおかげで無事ご入場いただくことができました。忘れものって怖いですね。今日の顔ぶれは、「愛ママの下僕」ことS生氏をはじめとするS副部長とその仲間たち、『ひめゆり』の報道をして下さったYBCのYさん、そしてその番組のナレーションを務めてくれたアナウンサーの青山さん、朝日新聞社のKさんなど、メディア関係者がいっぱいでした。ぷらほの大家さんも来てくれたYO!

「去年届けきれなかった人たちに届けたい。そんな思いでスタートした『ひめゆり』再上映企画です。」去年と同じように、毎上映会前後にマイクを握りました。なかなかの入りである3番館、最終上映がスタートです。

挨拶を終え劇場の外に出ると、写真(『ミリキタニの猫』上映期間中、主人公・ジミーさんの写真をフォーラムロビーに展示していたのです)の撤収に来ていた共催企画『ミリキタニの猫』上映実行委員会・「嗚呼ミリキタニ団」の団長が声をかけてくれました。

「松井さぁん、本当にどうもありがとう。一緒にやれてよかった。ありがとう!」

しかと抱き合う2人。涙・涙の感動シーンですよもう。

上映の最中、ロビーにて「ひめ×ミリ」メンバーによるふりかえりタイム。別の上映会を終えたE子さんから労いの言葉をかけてもらいました。「上映会前には眠れない日々を過ごすものよね。でもこんな経験、誰にでもできる訳じゃない。よかったね。お疲れさま!」数々の上映会を企画・実行してきた方だからこそ、言葉に説得力があります。こういう先輩が遥か先を歩んでくれているおかげで、我々若手もその背中を追うことができます。

上映が終わり、愛ママより感謝のご挨拶です。「私たちは遠い沖縄から、ひめゆりのおばぁたちの“平和への願い”を、山形まで運んできました。次はみなさんの番です。この思いのバトンを、大切な人へつないでください」―――去年と同じメッセージですが、この1年で様々な自信や確信を得られたため、語る言葉に力が宿った気がします。

ご来場くださった皆さんを、ぷらほメンバーが心をこめてお見送りします。懸命に感想を書く人たちの姿が胸を打ちます。

そしてご来場くださった方々との記念撮影大会ですよ↓

S副部長率いる「なまらナイターズ」With「ぷらほメンバーズ」。お忙しいところ観に来てくれて本当にありがとうございました。S副部長は明日早出だそうで、来られるかどうか微妙なところでしたが、愛ママからの激しい脅しにより最後まで観てくれました。S生「すいませ〜ん」Y典氏も、つてのない山形(転勤してきたばかりなので)で必死にチケットを売ってくれました(多分)。「はい、これチケットの売り上げ」と財布から諭吉を出すS副部長。そのスマートな身のこなしに惚れました。


そしてこちらはYBC・Yさんと青山アナとの記念撮影↓

火曜日のYBCニュースで青山さんは「この映画に出てくる3名の証言者が亡くなっています。しかし、この映画を観る人がいる限り、私たちの心に生き続けるのではないでしょうか」と語ってくれました。その姿を見てぷらほメンバーと「彼女にも観てもらえたら嬉しいなぁ」と話していたのです。来てくれて本当に嬉しかった!実物の青山さんは、すらりとした美人さんでした。そしてその番組を撮ってくれたYさん。私たちの伝えたいことを、しっかり映像と音声にして流してくれました。このニュースを見て、フォーラムに足を運んでくれた人もいると思います。1人でも多くの方にひめゆりを届けたいという思いで活動してきたので、何よりのサポートとなりました。どうもありがとうございました。

そして「おまいら、謀りやがったな!」的な一枚↓

明日の誕生日を前に、ぷらほメンバーが「ひめゆりお疲れさま&誕生日おめでとう」の花束を用意してくれていたのです!もう号泣ですよ。今年は泣かないって思ってたのに、まんまとやられました。大好きなひまわりの花束、めちゃめちゃ嬉しかったです。本当にありがとう!

最後まで感想を書いてくれていたS竹くんを待って、フォーラムを後に。外部の人間が入り込んでの上映会、スタッフの方々には何かとご苦労おかけしたと思います。去年に引き続き、今年もお世話になりました。あとは心ゆくまで飲んでやる!そう決意したぷらほメンバーなのでした(今日のわんこ風)。

去年の上映最終日のブログはこちら。あれから1年なんて何かの間違いだ!