ぷらっとほーむの日記 ぷらほブログ

山形市・若者の居場所と学びの場づくりのNPO団体です

議論に勝ち負け?

ゴリエ


ご無沙汰してました。あい嬢です。

毎年のことですが、8月は何やら慌しい。あっという間にもう月末です。しかしよ〜く考えてみると、毎月末に“あっという間に今月も終わり”と口走っている気がします。「一体今月何をしたんだ?!」という焦燥感に駆られないよう、コツコツとブログ更新をせねば(←これも頻繁に言ってるような)。

今日は、「ある人に言われた、泣くほど悔しかった一言」を書きたいと思います。
まだ教員をしていた時のこと。職員会議で、ある生徒への関わり方について話をしていました。校長、教務主任、その他の先生たちと意見を交わしていく中、私の意見と上司の意見が割れました。上司は長年の経験を持っているという強みから、私は生徒と歳が近いから彼女らの気持ちは(他の先生よりは)分るというおごりから、話はこじれ気味。そんな時、上司が私をこう切り捨てました。

「まぁ、鴾田先生は子どもを育ててないから分らないのよね。」

…そ、それはないだろ?!確かに私は出産も子育てもしていない。でも、そんなことを議論の場に持ち出すなんてフェアじゃない。当時の私がどう頑張っても太刀打ちできないようなことを持ち出すなんて、ひどい。若かった私は、その言葉に抗議する術もなく、ただただ悲しさに打ちひしがれました。

振りかえればこの上司は、何かにつけて私に勝ちたがっていました。真剣に議論していても、「鴾田先生はまだ若いから…」(=世間を知らない)とか「鴾田先生はここが初めての就職先だから…」(=常識を知らない)などという言葉で私を黙らせた。いやいやお姉さん、世間知らずなのは自分でも重々承知ですぜ。そんな誰の目にも明らかなことを持ち出して、私をぎゃふん(死語)と言わせなくても。確かにその時の私は、今よりもっと世間知らずだったし、血の気が多くて扱いにくかったでしょう。でも、筋道を通してくれればきちんと話の聞けるやつでしたよ。少なくても、あなたのような言い方をしなければね。

人と議論をするときに気をつけていることが、この「勝とうとしない」ってこと。議論の場で勝ち負けにこだわるって、人間的にすごく小さいし、意味がない。「相手を言い負かそう」と思った瞬間に、それは“話し合い”ですらなくなってしまいますから。

考えてみると、議論の際、フェアじゃないことを言いわれたことって結構あります。これをネタに、「ある人に言われた、泣くほど悔しかった一言」シリーズを始めようかしら。目標はPart100まで!嘘だけど。

ちなみに、画像はお盆休みに「お台場冒険王」へ行った時のものです。特に意味はありません。悪しからず。ぺこりぃ〜!