ぷらっとほーむの日記 ぷらほブログ

山形市・若者の居場所と学びの場づくりのNPO団体です

 労働相談を体験してみよう! 

taki-plathome2008-02-23


本日13時30分より江南公民館にて、山形県の委託による「若年無業者のチャレンジ支援事業」の一環であるワークショップ「労働相談を体験してみよう!」を開催しました。


以下、レポートです↓


講師は、山形県労働相談センター事務局長の佐藤完治氏と、青年ユニオンの遠藤由氏。
「ノルマが達成できなかったことを理由に解雇された」「会社から賃金の値下げ交渉をされた」などの事例をもとに、みんなであれこれ考察。しばらく意見を出し合った後、それぞれの事例を解決に導くための基礎となる「労働者の権利」とはどんなことなのか、佐藤さんから説明がありました。一口に「労働者の権利」と言っても、イメージは漠然としていてうまくつかめなかったのですが、佐藤さんの丁寧なお話を伺って、頭の中の霧が晴れたような感覚を得られました。参加者それぞれがこれから何らかの仕事に就く上で、今日得た知識はとても大切なものとなるでしょう。ワークショップを体験しての振り返りで、「こういうことを学べる機会がないのは怖い」という声も聞かれました。全くもってその通りだと思います。なぜこういう状況になってるのか、振り返りでそのあたりにも話題が発展しました。


「佐藤さんの話を聞いて、目からウロコ体験をした。それと同じ体験を今日のワークショップ参加者にも体験してもらえたら、という気持ちで企画した」と話していた滝口氏。漏れには、参加者みんなの目からぼろぼろとこぼれ落ちるウロコが見えましたよもう。


ということで、とても濃い充実したワークショップになりました。講師の佐藤さん、遠藤さん、どうもありがとうございました。参加された皆さん、お疲れ様でした!