ぷらっとほーむの日記 ぷらほブログ

山形市・若者の居場所と学びの場づくりのNPO団体です

 自主学習会レポ(3)



今回で三回目になる「ひめゆり」上映実行委員会の自主学習ワークショップを、山形市市民活動支援センター会議室@霞城セントラル23階にて開催しました。いよいよ上映会まであと20日という今回のテーマは「作品を周りに広めるには?」。上映会準備に関わるのが初めてというメンバーが、どうすれば「ひめゆり」という作品の存在をたくさんの人びとに伝え、その心を動かし、実際に上映会に足を運んでもらえるのか、そのためにはどのような準備や伝えかたが必要か、等について学んでみようというものです。参加者は、常連メンバーである亀嬢、穴子嬢、三竹嬢、紙御理嬢に加え、ひめゆりWS初参加のたかのり嬢。
前半は、エゴマップ(自分を中心に、その周囲に、自分を取り巻いているもの・人・集団・関心事などを書き込んだ「社会の中の自分」認識図)を用いて、「現在の自分」と「なりたい自分」を紙に書き出し、それをもとに自己紹介。これから「ひめゆり」を伝えるにあたり、自分がそれを伝えるべき相手が誰なのか、そのイメージを、改めて自分を取り巻いている人脈や人間関係を意識することで明確化していくためのワークです。
その後、ワークショップの後半は、参加者が1人ずつ、みんなの前に出て、実際に「ひめゆり」を誰かに伝え上映会にお誘いする場面を再現し、それを他の参加者で批評するというロールプレイのワークを行いました。ロールプレイに挑戦したのは、試写会で実際に作品を観た亀嬢、穴子嬢、たかのり嬢、三竹嬢。紙御理嬢にはそれをきく人の役をやってもらいました。
終了後は、「ぷらほ」にて、恒例の「夜通し耐久ふりかえり」。
ふりかえりにおいて頻出したのは、作品を伝えることは思っていたよりも難しい、という感想。とはいえ、「難しさ」や「自分の現状」を知ることこそ、次へつながる具体的な一歩です。今回の学びを、上映会準備活動に具体的に活かしていきましょう。ついでにいうなら、今回学んだことは「誰かに何かを伝える」という場面であればどんな場面にでも応用がきく汎用技術であると思います。上映会準備に限らず、いろんなところで活かしていってもらえれば、と思います。