ぷらっとほーむの日記 ぷらほブログ

山形市・若者の居場所と学びの場づくりのNPO団体です

 柴田昌平さん・ご来県!

taki-plathome2008-07-22


ぷらほが総力を挙げて取り組んできた「ひめゆり」上映会。その「ひめゆり」を作られた監督・柴田昌平さんが山形へいらしているということで、ひめゆり上映実行委員メンバーと感動の対面を果たしました!


レポはこちらから↓


ことの発端は1本の電話。今朝10:25に愛ママの携帯が鳴りました。「見覚えの無い電話番号だなぁ。誰だろう?」と思いつつ電話に出る愛ママ。

愛ママ 「もしもし」
発信者 「もしもし松井さん?柴田です。分かりますか?」

監督からの電話
キタ━━━(゚∀゚)━(。A。)━(゚∀゚)━━━!!!


ええ!分かりますとも!!「なぜすぐ分かるの?柴田さんなんて他にもたくさんいるジャマイカ」とお思いの方もいらっしゃるでしょう。それがですね。愛ママは柴田昌平さんが山形入りしていることを「ひめゆり」監督日記(ブログ)でチェック済みだったのですよ(・∀・)
昨日、何気なしに監督日記を見ていたところ、こんな一文が目に飛び込んできました。

「別件で取材をするため、山形に向けて、寝台列車に乗った。」


>>山形に向けて
>>山形に向けて
>>山形に向けて


Σ(゚∀゚;)


監  督  が  山  形  に  来  て  る (;゚Д゚)


「なんだよぉ!山形に来てるんなら連絡くらいくれてもいいのにぃぃ(´・ω・`)」と、昨晩はスタンディングオベーション眠れぬ夜を過ごした愛ママ(やや誇張あり)。よって、電話口から「柴田です」と聞こえた時には監督しかいない!と確信したのでR。
テンパり気味の愛ママでしたが、柴田さんが取材のため山形へいらしていること、現在は月山のふもとにいるけどこれから山形市内にいらして今夜は駅付近に一泊されること、そして今日の午後からフリーな時間があること、この重要な3点はしっかり頭にインプット。山形市内に着いたらまた連絡を下さるとの話をした後、電話を切りました。


ここから愛ママの頭はフル稼働。せっかくの機会です。「ひめゆり」を山形で上映するにあたって様々なお力添えをしてくれた人たちと、柴田さんとをなんとかして会わせたい。とは言え、柴田さんにも時間の制限があります。優先順位から言って、まずはかっち&上映実行委員メンバーからだ!「柴田さん山形上陸中」の連絡を、かっちくんには電話で、メンバーたちにはメールで一斉送信。その次に映画祭事務局のTさんへ電話。そんなこんなで、本人の知らないところで「柴田さん振り回し計画」が進んでいたのでした。


次に電話が鳴ったのは12:30。「今山形駅に着きました」との声。お昼時ということで、昼食をご一緒することに。山形のお昼と言えば蕎麦。柴田さんをお迎えに上がる前に、愛ママが大層お世話になっているOさん経営の蕎麦屋綾波」さんへ予約のお電話を。「これから『ひめゆり』を作られた柴田昌平さんをお連れしますゆえ!」と伝えると、大歓迎!とOさん。県外の方がいらしたときに、胸を張ってお連れできるお店があるのはとても幸せなことです。


13:00山形駅到着。愛ママの車の特徴やナンバーをお伝えしていたため、私が見つける前に柴田さんのほうから駆け寄ってきてくださいました。イメージしていた柴田さんより相当長身だったため吃驚する愛ママ。「初めまして!」と微笑む柴田さん。あったかくて、素敵な雰囲気をお持ちの方です。ひめゆりのおばぁたちが「忘れたいこと」を話してくれたのもこの方が相手だからなんだろうな、と感じずにはいられませんでした。


自己紹介やらひめゆりの話やらをしつつ、向かうは県庁近くの「綾波」さん。小鳥たちが集う中庭の見える席へ通してくれました。柴田さん→おすすめセット(紅花そば・舞茸ごはん・きのこ汁などで構成されているセット)、漏れ→更科そばをそれぞれ注文。(店主・Oさんのご配慮で、山ぶどうジュースと刺身こんにゃくも付けて下さいました。)食事をしながら、「ひめゆり」上映における山形での取り組みや、上映会が縁で繋がれた人たちの話などを報告。13年もの年月を費やし「ひめゆり」を作品にした柴田さんへ、敬意を持ってお話させてもらいました。


「記念にサインを!」と店主から色紙を渡された柴田さんは「サインをするような身分じゃないですよ(笑)」とご謙遜を。せっかくですから、ともう一押しすると「字が汚きたないもので…」と逃げ腰。ここで愛ママ節が炸裂ですよ。「字が綺麗か汚いかなんて、どうでもいいですよ〜(だいたひかる風)。書かないと後悔しますよ。」と脅迫(ほぼ誇張なし)。愛ママの脅しが効いて、しぶしぶペンを握る柴田さん。この時点で、月山から愛ママに電話なんかするんじゃなかった、と悔やんでいたかも知れませんね。てへっ。


綾波」さんでの記念写真↓

手前中央が柴田さん。向かって右隣りが店主のOさんです。その他の妙齢の淑女たちは従業員さん。いつも笑顔で迎えてくれます。今度ぷらほメンバーで食べにいぐべね(゚∀゚)


「柴田さん振り回し計画」は、まだまだ序章。ここから大旋風が巻き起こります。


ひめゆりの上映会を行った場所を見てみたい」ということで、早速フォーラムへ。とは言え、柴田さんがフォーラムを訪れたのは去年のドキュメンタリー映画際以来2度目だそう。その時は人がいっぱいで入れなかったとか!フォーラムのスタッフの承諾を得て、ひめゆりの上映を行った3番館へ。「『ひめゆり』ののぼりを立てたのはどこらへんですか?」とか「ブログに載せてあった記念撮影はどこで撮ったものですか?」とか、情報収集に余念がない柴田さん。詳しいのもそのはず。上映期間中もちゃんとブログをご覧下さっていたそうですよ。す、スタンディングオベーション(;・∀・)
支配人であるHさんと立ち話をした後、フォーラム代表の長澤裕二さん・英子さんご夫妻と対面。多忙のためお二人がそろってフォーラムにいること自体珍しいそうなのですが、グッドタイミングでしたね。「いい映画を魅せてもらったという感想をたくさんもらった」と英子さん。思いをこめて作品にした柴田さんはもちろんのこと、上映を企画したぷらほとしても嬉しい言葉です。


次に向かうは山形国際ドキュメンタリー映画際事務局。事務局長のTさんをはじめ、外回りの多いスタッフさんたちなのですが、こちらもタイミングよく勢ぞろい。「この方のひとことがなければ山形でひめゆりが上映される機会がなかったかも知れません」とTさんをご紹介。丁重に感謝の意を伝える柴田さんでした。濃厚なドキュメンタリー談義を共有し、事務局を後に。


「柴田さん振り回し計画」はまだ続きます。次に立ち寄ったのは、「ひめゆり」が縁で繋がったHJさんがお勤めの某所。アポなしで伺ったのですが、HJさんは「監督にお会いしたかったんだよ」と歓迎してくださいました。「自称沖縄オタク」のHJさん。柴田さんもびっくりするくらい、沖縄について詳しい。さらに彼は、映像に関わる仕事をされている方なので、専門的な観点から「ひめゆり」への感想を伝えていました。さすがです。HJさんからのエールをしかと受け取り、ようやく柴田さんをホテルへお届けしました。


ここで柴田さんを全面解放したと思ったら大間違いですよ。


肝心要である「ひめゆり」上映実行委員メンバー&かっちとの対面がまだ済んでおりません。夜の花笠練習が終わった後、またホテルに拉致りにお迎えにあがる約束をして別れたのでした。



ヤッショーマカショ!
ぷらっとほーむ!それっ!


という掛け声と共に、元気に踊る踊る!大汗をかきながら、今年1回目の花笠練習は無事終了。向かうは「柴田さんを囲む会(今勝手に命名した)」の会場「ミルキーウェイ城南町店」!愛ママは柴田さんをお迎えに、他のメンバー(たかのり嬢・アナゴ・お塩・かっち)は現地直行ですよ。


数時間ぶりにお会いする柴田さんに「お仕事ははかどりましたか?」と訊ねる愛ママ。というのも漏れらが花笠練習をしている間に、昨日今日で取材したことをじっくりまとめたいとおっしゃっていたから。しかし答えはNO。「松井さんに連れられてお会いした方々との出来事を整理するので精一杯でしたよ〜」とのこと。「愛ママトルネード」に巻き込まれてしまったわけですから仕方ないですね。ご愁傷様です。


まずはひとりずつ自己紹介。柴田さんから「これだけ打撃が強いスタッフがいるところに、なぜ君たちは通うの?」という鋭い質問も出ました。柴田さんとメンバーとのやりとりや、そこで感じたことなどについては、その場にいたメンバーたちに報告願いたいと思います。コメント欄への投稿お待ちしてますよ、たかのり嬢・ドリップアナゴ・タブレットお塩!


最後にみんなで記念撮影↓

「柴田さん振り回し計画」もこれで終了です。10時から約2時間、濃密な「ひめゆりトークを共有することができました。柴田さん、お疲れのところ遅い時間までお付き合いいただき、どうもありがとうございました!今度はぜひぷらっとほーむへもお立ち寄りくださいませ。宿泊OKですよ〜。メンバー&スタッフ一同、心よりお待ちしております!柴田さんを囲む会へ参加されたメンバーのみなさん、お疲れさまでした(・∀・)


今日参加できなかった実行委員メンバーのかめんぬ&三竹嬢、次の機会に柴田さんに会えますように!