ぷらっとほーむの日記 ぷらほブログ

山形市・若者の居場所と学びの場づくりのNPO団体です

 ’09『ひめゆり』上映3日目

待ちに待った柴田さんの舞台挨拶つき上映です!


ちなみに画像右端が柴田さん。ぷらほメンバーと一緒に資料配りをするあたり、彼の人柄を感じますね。

追加で持ち込まれたチラシを、配布資料に組み込むメンバーたち。それを取材するYさんを激写ですよ。会場には、先ほど「囲む会」へ参加してくださった方をはじめ、たくさんの方の姿が。上映時間が遅いということも手伝ってか、去年と比べて、若い方の姿が目に付きます。「若い世代にこそ観てほしい」と願いながら活動を進めてきたわけですから、とても嬉しい事実です。

時間になり、柴田さんと劇場内へ。まずは主催者を代表して、愛ママがご挨拶。そして柴田さんからご挨拶いただきました。

上映中には即席の「柴田さんを囲む会inロビー」が↓

左から、よえん氏・デデデ大王さま・柴田さん・雄太くん。大王さまが柴田さんに感動的なメッセージを伝えているのを耳にし、こっそり涙ぐむ愛ママ。『ひめゆり』という作品が、かけがえのない様々な縁をつないでくれたんだなぁと再認識しました。

そういえば、こんな方も。昨日ひめゆりを観たという方が、わざわざ感想(アンケート)の用紙を届けに来てくれました。このSさんという女性、たまたま新聞でひめゆりの上映のことを知り、ふらっと観に来てくれたとのこと。せっかくなので、柴田さんをご紹介しました。もちろんSさん大喜び!こうしてわざわざ足を運んでくださったことが、こんな素敵なハプニングを生むんですね。こころ暖まるワンシーンでした。

上映が終わり、柴田さんのトークです。

撮影する際に気をつけたという2つのこと。1つ目は「証言をする際、それを体験したその場所で話を聞く=インタビューする場所へのこだわり」、そして2つ目は「誘導尋問をしない=相手が話したいことを、ひたすら聴く(こちら側で終わるタイミングを決めない)」。同じ話を聴くにしても、実際に体験した場所から遠く離れた場所で聴いたのでは―たとえそれが本人固有の体験でも―どこか他人事として語ってしまう。とある方からの指摘で「インタビューする場所選びの大切さ」を痛感し、そこにこだわって撮影を進めたとのことでした。「相手が話し終えるまでひたすら聴く」という姿勢も、並大抵の覚悟ではできない作業だなぁと思います。忘れたいことを話してくれたおばぁたちへ、誠意をもって接してこられた柴田さんの思いが、ひしひしと伝わるトークでした。

 

熱心に感想を書いてくれる人たち、そして直接監督へ思いを伝える人たち。そんな姿を見て、「思いのバトン」が広がっている確信が持てました。

遅い時間までお付き合いくださった皆さんに感謝です。どうもありがとうございました!上映は19日(金)まで続きます。ぜひ今日感じたことを、周りの方に話してください。思いのバトンを、ぜひつなげてください。

ちなみに去年の上映3日目のブログはこちら!比較すると面白いナー。