ぷらっとほーむの日記 ぷらほブログ

山形市・若者の居場所と学びの場づくりのNPO団体です

『ひめゆり』上映会in中山町

本日、中山中学校の学年行事として行われた『ひめゆり』上映会&監督トークに参加してきました!


先日お知らせした通り、この上映会は、今年の春に沖縄へ修学旅行に行くという生徒たち(現在2年生)の、事前学習会という位置づけだそうです。担当であり、ぷらほスポンサーでもある中山中の五十嵐先生が、「ぜひぷらほのスタッフ&メンバーにも来てほしい」と声を掛けてくださったので、足を運んで参りました。参加メンバーは、ぷらほ主催の『ひめゆり』上映会にて実行委員を務めてくれたワイ子さん・かめんぬ・アナゴ+ももえ・N斗ちゃん&かっち・愛ママの7名。会場は、中山中央公民館です。


トークの打ち合わせ中の柴田さん&五十嵐さん↓

「マイクを持って、生徒たちにインタビューをしたい」という柴田さんの強い要望により、トークの構成を急遽大幅に変更。こうしたギリギリの企画練り直しにも柔軟に対応し、「いい時間になりそうだ!」と面白がれる五十嵐さん萌え(*´Д`*)素敵すぐるぞ五十嵐さん!


上映が終わり、いよいよトークに入ります。


打ち合わせでは、「何を共有するかではなく、“一緒に時間を共有した”という思いを残したい」と話していた柴田さん、積極的に生徒たちにマイクを向けます。

学生たちの姿を見て、自分の思いを言葉にすることが日常化されていることを感じました。


ぷらほを紹介する前フリとして、柴田さんはこんな話をしてくれました。「映画は完成させて終わりではない。それを上映したり観たりしてくれる人がいて初めて、作品に命が吹き込まれる」。そしてこの話を「種をまいた後、水をやったり日光に当てたり、雑草を抜いたりしなければ、種は育たない」と、柴田さん流に翻訳。昨年様々な作物を育てたという彼らにとって、腑に落ちる翻訳だったと思います。


この話の後、ぷらほスタッフ&実行委員メンバーが前に呼ばれ、学生たちにメッセージを伝えます。

環境に順応することで生まれる麻痺の怖さや、上映会の面白さなどを、それぞれの言葉で語ってくれました。愛ママからは、自分たちが上映した作品がこうして山形の地で広がりを見せていることの喜びを、かっちからは、「思い」を持って仕事をすること、そしてそうした道があるのだということを、それぞれ学生たちに話しました。


トーク最後の質問コーナーでは、誰も手をあげないかと思いきや、立て続けに手をあげる学生の姿が。監督への鋭い質問たちに、ただただ感動してしまいました。


「マイクを持って、生徒たちにインタビューをしたい」という柴田さんのアイディアが功を奏した、意義あるトークだったと思います。中山中の学生さん、五十嵐さんを始めとする先生方、柴田さん、素敵な時間を共有させていただきどうもありがとうございました!







おまけ画像↓

2008年7月の来県時にもお連れした「綾波」さんでのランチ風景。前回同様、柴田さん→おすすめセット(紅花そば・舞茸ごはん・きのこ汁などで構成されているセット)、漏れ→更科そばをそれぞれ注文。(店主・Oさんのご配慮で、山ぶどうジュースとてんぷらも付けて下さいました。感謝!)おなかを満たした後は、芸工大の図書館2Fへ伺い『牛蒡野のカノカブ』を観賞。念願の作品を観られて大喜びの柴田さんなのでした。