ぷらっとほーむの日記 ぷらほブログ

山形市・若者の居場所と学びの場づくりのNPO団体です

ぷらほテーマトーク!

ワイ子です。

さてさて、開催時間が近づき続々と集まる参加者のみなさま。第1回目の参加者の面々は、愛ママ・かっちくん・アナゴ・兵長・GMN氏・かめんぬ・R衣ちゃん・R子さん・ワイ子・そして初来ぷらのTTさん(愛ママの通ってる某整体の先生)の計10名でした。定員ぴったし!

各々自分の語りたいテーマをまずA4の紙に書きます。そして20時をまわったところで…


カンパーイ!!


グビグビーっと飲んだところで、それぞれ今回語りたいテーマを発表します。出てきたテーマは、

  • 「人との距離感について」
  • 「葬式(特に仏教)」
  • 「コミュニケーション」
  • 「血液型占い(ラベリング)のナゾについて」
  • 「異性との付き合い方について」
  • 「『みんな仲良く』ってどーよ?」
  • 「自分に自信をもつにはどうしたらいい?」
  • 「”今”を尽くすとは?」

といった感じです。(8つなのは代表ズが「みんなに語る機会を持たせよう」という配慮をしてくださったからであります。代表ズありまん!)



↑発表の様子


その後紙を集め、テーマをくじ引き形式で選びます。1テーマあたり45分みっちり語り合いますよー。で、最初のテーマは…「『みんな仲良く』ってどーよ?」
テーマの内容についてもう少し詳しく語ってもらうと、学校に漂っている「みんな仲良くしよう」という圧力が苦しかったのだがどうすればよかったのか。学校空間の人間関係についてどう思うか、ということでした。
みんなの意見を一部抜粋します。
「最近観た映画の『嫌いなやつは嫌いでいい、でも無視はするな』という学校の先生の言葉を思い出した」「線引き・枠を「守ろう」とするから苦しくなる。いやだったらやらなきゃいい。自分が伸びやかな状態であれば嫌な人と接しても大丈夫だと思う」「あるシステムの中にいると、「馬鹿らしい」と思っていても公式の場では怖くて言えなかった。のちに話せる場を持ててほっとした」等々。
出題者の感想:「みんな仲良く」というのは「お前らここからはみ出るな」って意味なんじゃないか。  …というふうにまとまりました。


こんな感じで進み(途中放尿休憩)、2つ目のテーマは「異性との付き合い方について」
異性との友達から恋人へと関係性が変わった時、「男女」の役割を絶対担わないといけないのだろうか? と疑問が浮かび、「男/女らしさ」を求められるのが嫌な場合、どういうポジションにいればよいのか。異性の友人・知人と恋人の違いは何か。という内容。
これについては「女性にメスっ気をむんむん出されると、こちらもオスを出さなきゃいけない感じにさせられて嫌」「←こういう男性もいるんだ、というのが昔けっこう発見だった」「男性側としては「支えなきゃいけない」みたいなのがある」「いろいろ経験して分母を増やせば、「こういう人もいるのか」と考えられるようになる」などが出ました。
出題者の感想:視野を広げなければいけないと思った。あまり恋愛について話せなかったので、いろんな話を聞き、分母を増やしていこうと思った。
つまり人妻になろうぜ!ってことだね!


最後のテーマは「葬式(特に仏教)」
テーマ出題者いわく、自分の家は信心深く、「金ない」と言いながらお布施はする。しかも、金額によって位が変わるというのが理解できない。墓や仏壇もいらない。なぜ葬式をするのか。ということでした。
そしてこれについては、「キリスト教の葬式は簡素。生前、神様を信じていれば天国に行けるので「死後」のこだわりがない(仏になる、等の考えがない)」「最近、いわゆる初七日して百か日して…とはまた違う葬儀を経験し、こんな選択肢もあるのかと目から鱗だった」「『宗教の機能』。現代は世代ごとに「宗教観」が違い、仏教は過渡期にある」「「残された人がいかに死を納得するか」ということのために葬式があるのでは」などが語られました。
出題者の感想:なかなかこういう「やってて当然」に違和感を言えないし、言っても「何言ってんだ」と返され終わるので、ここで話せてよかった。


――といった具合にテーマに沿った語り合いは終わったのですが、熱の冷めやらぬメンバーたちのトークはその後も続いたのでした。


今回この「ぷらほテーマトーク」が設けられたのは、普段のぷらほ飲み会ではそこここで島ができて、そこでのみ語られることはあっても全員に共有されるということにはならず、それではもったいない! 改めて酒入りで語る場作ろうぜ! という経緯があったからでした。
なので、今回参加できなかった人も、次回ぜひ「みんなはどう思ってるんだろう?」というテーマを携えて、酒を飲み飲み語ってみましょうぞ!