ぷらっとほーむの日記 ぷらほブログ

山形市・若者の居場所と学びの場づくりのNPO団体です

『マイ・バック・ページ』を語ろう

本日、記念すべき第10回シネマ・カルチャー・サロンが開催されますた。取り上げた作品は『マイ・バック・ページ』。参加者は、アナゴ・GMNちゃん・K等さん・S等さん・U字さん・N尾さん・S木さん・Sさん、かっち&愛ママの10名。


いつものやうに、自己紹介を兼ねた映画の感想を一人ひとりから発表してもらい、その次にかっちから作品の時代背景などレクチャーしてもらいました。学生運動とか全共闘とか、聞いたことはあるけど、よくわからないことだらけだったのですが、レクチャーを受けて少しその輪郭がつかめました。学生運動という概念の理解より、それが始まった時代背景、そしてその後なぜ学生運動が盛り上がったのかという背景の解説が面白かったです。自分とはなんぞや?と自問自答し、満たされることのない承認欲求に身を焦がす若者たちは、いつの時代も変わらず存在するものなのね。


そうした承認欲求を満たすべく、朝日新聞の記者・N尾ちゃんに「大きく記事にしてね!」とプレッシャーをかける愛ママ。話によると、「原発を考える学習会」と抱き合わせの記事になりそうな悪寒。「映画館を会場にした学びの場」というくくりの模様。いずれにせよ、こうして取材にきてもらえることはありがたいことです。


そうそう、今回はE子さんが来られなかった代わりに、U字さんが東京からマッハで帰ってきてシネカルに参加してくれました。のちに聞いた話では、東京で参加する予定だった試写会を2つ捨てて帰ってきてくれたそう。なんと!そこまでして呼び寄せてくれたE子さんと、その熱意に負けて(?)帰ってきてくれたU字さんに感謝するとともに、「もし試写会を捨てた2作がすげぇいい作品で、でも全国的にはコケてしまって、でもU字さんは実際に観ていたらフォーラムで上映を決めるほどいい作品で、でも観ていないから「山形でも上映すねべは」と判断してしまって、その結果、漏れらがその作品を山形で観られなかったら悲しい」という複雑な心境に、愛ママがさいなまれたことも事実なのでR。とある東京の知人から聞いたのですが、U字さんの作品選定には定評があるのだとか。全国各地でコケても、それがいい作品だとU字さんが判断したら、迷わず山形で上映してくれるんだって!たとえ全国でコケた作品だったとしても、山形には根強い映画ファンがいるし、いい作品を選ぶ目を持っている客層がいるから、というのがU字さんの思いのようです(某配給会社のかたの発言)。そうしたU字さんの思いに胸を打たれたみなさん!ぜひ一緒にフォーラムを愛していこうぜ!


そうそう、今回はシネカル第5回「『悪人』を語ろう」に来てくれたSさんが久々の参加をしてくれました。彼女は妻夫木ファン。前回お会いした時のSさんは、妻夫木くんへの愛を切々と語る姿が印象的だったのですが、今回は「男泣きもするよね、人間だもの」と作品への感想が主。でもよく考えたら「泣いている妻夫木くんも素敵!」という意味だった気がします。Sさんは、S木さんという女性を従えてシネカルに来てくれたのですが、なんとシネカル直前に、S木さんを劇場でナンパしたのだとか!「1人で行くの恥ずかしいから、一緒にシネカル行こうよ!」と。すげぇ!もともと知り合いなんだとオモタ(;´Д`)で、ナンパされたS木さんはなんと、フォーラム立ち上げのメンバーだったのだそうです!どうりでU字さんと親しげにしゃべっていると思った。すごい縁ですね。Sさんのナンパ力と、S木さんのフットワークの軽さに拍手。ぱちぱちぱち。


もう一人、今日は初参加のかたが。S等さんという男性です。彼は映画ファンでもあるのですが、フォーラムのロビーにあった「ぷらほ通信」を見て、ぷらほの活動に興味を持たれていたのだそう。教育関係のお仕事をされていたそうなので、同じく教育畑に身を置いているかっち&愛ママと一緒に、今度教育について熱く語ろう!と約束したのでした。ウェイ!


次回は『デンデラ』をテーマに、と予告しましたが、上映会&学習会で忙しいので、8月末か9月頭までシネカルはお休みになりそうです。現在、ぷらほも関わっている『ミツバチの羽音と地球の回転』の上映後にこの作品をテーマにシネカルしちゃおうよ、という案が挙がっております。いずれにせよ、決まり次第発表しますゆえよろしくです。次回も「学びと居場所の融合・シネカル」へぜひご参加くださいませ!テーマとなる作品を鑑賞済みであれば、どなたでもご参加できますよ〜。