ぷらっとほーむの日記 ぷらほブログ

山形市・若者の居場所と学びの場づくりのNPO団体です

『ヒバクシャ〜世界の終りに〜』上映&トーク

本日、フォーラム山形にて開催された『ヒバクシャ〜世界の終りに〜』上映会にぷらほメンバーと共に参加してきました!


この上映会は、来月開催される『ミツバチの羽音と地球の回転』上映会のプレイベントという位置づけです。会場に駆け付けてくれたぷらほメンバーは、ワイ子ちゃん・かめんぬちゃん・アナゴちゃん・お塩ちゃん・Hっ氏ーちゃん・市報タソ(&市報タソママン)、J1くんなどなど。他にもぷらほスポンサーであるデデデ大王さまや、ぷらほ料理隊として活躍してくれている咳屋っち、「森のたんぼ」のGキャプテンも来てくれました。漏れの見間違いでなければ、asa嬢の姿もありました。来てくれてどうもありがとう!


上映後のトークでは、ぷらほ代表ズが登壇。「日本が世界唯一の被曝国だと思っていたけど…」とか「核の平和利用って本当かよ?!」とか、鑑賞後の素朴な感想と疑問をかっちくんにぶつける愛ママ。それに対し、様々な文献を紹介しながら解説をしてくれるかっちくん。考えてみるとこれって、ぷらほで日常的に見られる構図ジャマイカ!漏れやメンバーが何かに対して素朴な疑問をこぼすと、すかさずかっちちゃんが解説をしてくれたり、その疑問を読み解くための本を貸してくれたり。かっちちゃんのいるぷらほって、恵まれた環境なんだナーとつくづく感じます。
トーク後、ロビーで何人かの人が「トークとても面白かった」と声をかけてくれました。中には、「映画そのものも面白かったけど、解説を聴くことによってより深く作品を読み解くことができた。“同じ映画を観終えたみんなと、考える時間を共有している”という一体感がたまらない!」という感想を寄せてくれた方も。私たちは核や原発の専門家ではないけど、専門家じゃなければ発言してはいけないわけではない。主体的に学ぼうとする姿勢こそが私たちに今一番必要な振る舞いなのだと思います。そしてそうした熱が、会場のみなさんに少しでも伝染したならこれ以上の喜びはありません。
「3.11以後、私に何が出来るのか」と戸惑っている方からも声をかけられました。マス・メディアを通して私たちの元に届く様々な「政府見解」に対して、疑問を口にすることはなかなか難しい。何から始めたらいいかわからない、という話でした。映画の中にも描かれておりましたが、素朴な疑問をこぼしたくても「お国に楯つくのか?」とか「お上が嘘をつくわけがない」とか非難されるかも、と口をつぐんでしまう人もいるでしょう。かっちくんも解説トークで話していましたが、まずは原発放射能について話し合える環境を、少人数からでもいいからつくっていくこと。それがあって初めて、これから私たちがどんな社会をつくっていくのかという議論が出来るのだと思います。


ということで、とても中身の濃い上映&トークとなりました。次回のプレイベントは8月10日(水)『六ヶ所村ラプソディー』上映&トークです。参加される皆さんは、かっちくんが呼吸困難にならないように、「深呼吸!」というプラカードをご持参くださいませ!嘘だけど。


ご来場ありがとうございました(^ω^)