ぷらっとほーむの日記 ぷらほブログ

山形市・若者の居場所と学びの場づくりのNPO団体です

「ツレがうつになりまして。」を語る会

本日、第13回シネマ・カルチャー・サロンが開催されました。取り上げた作品は、『ツレがうつになりまして』。初参加者2名を含む、11名の方々が参加してくださいました。


まずは、ひとりひとりから自己紹介&映画の感想を発表してもらい、それをかっちくんが板書。

同じ作品を観ても、出てくる感想はそれぞれですね。


そしてかっちくんからのレクチャーです。タイトルにもあるとおり、この映画は「うつ病」というものがキーワード。しかしかっちくんはあえて「働きかた」という部分に光を当てます。大きな組織の中で、取り換えのきく「部品」として働くのか、代替のきかない、かけがえのない役割を担いながら働くのか、こうした「働きかたの選択」こそが、この映画の大きなテーマでもあるのではないか、とかっちくん。なるほど、という声があがりました。

印象に残った議論は、「うつ病と診断されると、医者から薬を大量に出される。それを真面目に服用し続けることで、よりひどい病状に追い込まれるのではないか」、「誰でもうつ病になる可能性はあるのだが、環境によっては悪化を防げるのではないか」、「うつ状態の時に「大丈夫?元気?」と訊かれるのがつらかった。その部分にあえて触れないコミュニケーションを」などなど。2時間みっちり、様々な意見を交わしました。


初めて参加された方からは「思いを自由に語れる場でいいですね。また参加したいです」と感想をいただき、愛ママほくほくです。次回は年明けになりそうです。取り上げるテーマやシネカル開催日時などが決まり次第、ブログで発表しますゆえ、ぜひご参加くださいませ!


本日参加されたみなさん、お疲れ様でした〜。