ぷらっとほーむの日記 ぷらほブログ

山形市・若者の居場所と学びの場づくりのNPO団体です

テラコーヤ

かめんぬです。



寺子屋講座に参加してきました。場所は、河北町の永昌寺。テーマは「ひきこもり」です。講師は、ぷらほ共同代表の滝口さんと愛さん。ぷらほからの参加者は、かやちゃん、ワイ子さん、かめんぬです。寺子屋講座に、知り合いの方も見られ、K先生、A子さん、C林さん、Uさんらが参加されました。寺子屋講座の参加者は、30人と大盛況です。最初は、はじめましての挨拶も含め、ぷらほの自己紹介をしました。手っ取り早く知ってもらうには、パソコンで過去にTVで放送された映像を流そうとしたのですが、ネットにアクセスできないトラブルに。こういうことも想定してDVDソフトを持参したのですが、これもうまく起動しません。この間に、愛さんがアドリブで、自身の不登校をしたときの話しをしました。その流れでワイ子さんとかめんぬも、不登校をしていたときの話しをしたのです。ちょうどDVDが起動したので、ぷらほの映像を観てもらうことができました。

講座が始まり、「ひきこもり」は、今の社会の仕組みがそうさせているのだと言います。セーフティーネットがしっかりしていないから、仕事を辞めるとそれで終わりだと。それで、日中からフラフラしていると周りから白い目で見られる。白い目で見られるから家にこもる。ということです。他にも、「ひきこもり」の人に、圧力を周りの大人たちがしているということです。今仕事しているの?とか、今何年生なの?とか。さらに、今までの社会の仕組みが壊れて、正社員になれない人がこぼれ落ち、非正規やニート、そしてひきこもりになっているということだそうです。
(講座の内容はかめんぬがざっくりと書いています。これが全てではありません。)



この辺で、質問タイムになりました。参加者の質問に対して、丁寧に答えていく滝口さんと愛さん。その中のひとつで、なぜ「ひきこもり」になるのか?に、愛さんが答えた「風邪ひき」例えが印象的でした。雨に濡れて風邪をひく人とひかない人がいます。すぐに治る人もいれば、そうでない人もいる。いろんな要因で風邪を拗らす人もいる。風邪薬が効く人とそうでない人がいる。だから、治す方法はひつではない。この「風邪ひき」例えが、すごく解りやすかったです。

講座はあっという間に過ぎて、時間となりました。自分は「ひきこもり」の経験があり、今回の講座に参加してほんとうによかったです。
参加したみなさん、おつかれさまでした。