ぷらっとほーむの日記 ぷらほブログ

山形市・若者の居場所と学びの場づくりのNPO団体です

事前学習会3回目


かめやまです。
食とくらしの映画祭、事前学習会、3回目は、「GMはいまどうなっているか?」です。
まず、日本でGM作物がつくられているか?ということです。日本には、「食品衛生法」「食品安全基準法」「飼料安全法」「カルタヘナ法」があります。これらに照らし合わせても引っかかるところがないので、法的にはGM作物をつくることができます。実際にGM作物がつくられているかというと「日本ではつくっていない」というのです。理由は、つくってもGM作物を気持ち悪がって買ってくれない。海外から輸入した方がコストが安い。などがあります。


次は、GM食品のことです。例として、生鮮食品の牛肉や加工食品の中に入っている牛肉が、GM作物の飼料を食べていれば、GM食品であるということです。加工食品のGM食品表示義務として「上位3品目以内」と「5%以上」であれば表示しなければならないと決められていて、それ以外であれば表示しなくていいのです。なので、加工食品のパッケージの裏を見て、GM食品が入っていないから安全という訳ではないのです。さらに、加工食品に関して、なにかしらGM食品が入っていると疑った方がいいとのこと。このことから、なにかしら私たちはGM食品を口にしているのです。

こんなデータがあります。アメリカの作物の9割がGMである。だから、日本に輸入される作物や食品はほぼGMであると。

では、さんざん食べてきたGM食品は危険な物なのか?ということです。本当に危険な食品であれば、「食品衛生法」「食品安全基準法」「飼料安全法」「カルタヘナ法」で引っかかるはずなのです。それらをクルアしているので、安全な食品だという見かたもできるのではと。GM食品は、見かたによって安全か危険か変わってくると思います。

とにかく、直ぐに答えが出る簡単な事ではないので、まだまだ勉強していかなければと思いました。