ぷらっとほーむの日記 ぷらほブログ

山形市・若者の居場所と学びの場づくりのNPO団体です

交流会スタート!

かめんぬです。
トーク・ライブ&ラーニング・バーinぷらほ vol.5』が開催せれました!
今回のゲストは、「城南治療室」の高橋透さんです。
まずは、今の仕事「カイロプラクティック」をするきっかけを話していただきました。


当時、高校2年生の時に股間節を痛め、医者に診てもらったが治らない。いろいろ医者を変えても原因が判らず治らなかった。そんな時に、とある接骨院で診てもらったら治ったのです。どこに行っても痛みが取れず治らなかったのに、接骨院で治ったと。さらに、治療に通った接骨院の先生から「学校卒業したら何するの?決まってないなら接骨院でもしたら?」ということもあり、柔道整復師(ほねつぎ)の免許を取るため専門学校に進んだというわけです。

免許を取得後、知り合いから紹介された接骨院で働くのですが、1ヶ月でイヤになる出来事が起きました。ある日、混雑していて手が回らない時、患者さんに電気を掛けるため準備をしていたら「こんな電気誰でもできっからそっちやってて、自分ですっから」と言われ、愕然としたのです。免許を取って「プロ」になったのに「誰でもできる」ことをしているのかと。だったら、そう言われない仕事をするにはどうするか?と考えていたら、以前会津の先生に言われた言葉「ちゃんと治療できるようになれば、胸はれる」を思い出し会いに行くことに。何度か通っていると、そこで「カイロプラクティック」を知り、学ぶことになるのです。
カイロプラクティック」とは「手技療法」の総称。
「カイロ」は「手」、「プラクティック」は「なす、する、行う」ということです。
カイロプラクティック」はアメリカ人が編み出した技で、世界各地で昔から行なわれています。
会津の先生の下で働くことになり「カイロプラクティック」を6年間修業して、山形に戻り開業するのです。


次は、そもそも何故「痛い」のか?ということです。
医者に行って肩が痛い、腰が痛いからといって、電気を掛ける行為に意味がないと、透先生は言います。まず、電気を掛けても治る根拠がないし、いまだに理路整然に説明できる医者の先生がいないのです。「治る」のと「痛みの緩和」は違うのに、イコールにして「治療法」としているのが問題だと。さらに、どういう理屈で体が良くなるのか、わからないままに治療をしている医者が多いのも問題なのです。そして「痛み」は記憶によるもので、脳が錯覚しているからと言います。この錯覚を解いてあげれば「痛み」が消えるということです。本来人間は、元に戻る力(治せる力)があるのですが、元に戻ることに気づかないから戻せないと。元に戻して脳が認識すれば「治る」んだと言います。透先生は、その手助けをしているのです。


ここからは実践してもらいました。
腰痛持ちのハギーさんを診てもらいます。まず、今の状態を知るためにどれだけ力が入るか診ていきます。そしてから治療するのですが、決して「バギッ!バギッ!」とはしません。はたから見ていると「なにかしたんですか?」ってぐらい解らないのです。治療がおわり、また最初と同じようにどれだけ力が入るか診ていくと、あら不思議全然違うのです。5分ぐらいで、これだけ力が入るようになるとは。さらに、腰の痛みも軽くなったとハギーさん大喜びでした。


次は、直ぐに体感できる、体が軽くなる体操をみんなでしました。
写真の状態で深呼吸を3回して、ゆっくり立ち上がります。体を動かしてみると、本当に軽いのです!



次は、肩幅ぐらいに脚を開き、足首を掴みます。そして、写真の状態で深呼吸を3回して、ゆっくり立ち上がります。あら不思議、体を動かし確認すると本当に軽いのが判ります!


実際に体感しちゃったので「先生、実は俺も腰が痛くて診てもらっていいですか?」と透先生に詰め寄る人がわらわらと集まるのでした。こんなかんじに何人も診ることになった透先生、おつかれさまでした。


交流会は、このあと日付けが変わるまで続きましたYO(笑)。