ぷらっとほーむの日記 ぷらほブログ

山形市・若者の居場所と学びの場づくりのNPO団体です

いじめについてのワークショップ

スミーです。今年は冷夏になると聞いていたのに、話が違うじゃんよ!という暑さのなか、たくさんのメンバーが来ぷらしてくれました。


一番のりは湯来ちゃん、そしてD助さん、DD美さん、しげちゃん、M帆ちゃん、お塩先輩、かめんぬ兄さん、晴ぱそさんとはなちゃん&そらくん、松O仮面rider、OS無くんにK鈴ちゃん。


今日は、8月1日(金)NHK山形にて(19:30〜)放送される『やまがたスペシャルいじめ〜子どものサイン見えますか〜』に愛ママが出演するのを前に、いじめについてのワークショップが開催されました。

参加者がいじめについて考えていることや体験したことを自由にまとめ、発表したところ、様々な意見が出されました。
一部を紹介いたします。

いじめの根底にあるのは権力欲(中井久夫「いじめの政治学」)
保育所での子どものやり取りにもすでにいじめの萌芽がある。言葉にできない子どものつらさをどう汲み取るか。
小学校から中学校へ進んだ時の環境のギャップが大きく、周りのからかいが嫌で学校に行かなくなった。家にくる担任がうざかった。
いじめ対策は「いじめられない側になれ」というものしかない。「いじめ」を他のことばで言い換えるべき。「暴行」「殺人」など。
実態がわからない。とりあえず話せる場としてカウンセラーが有効であってほしい。いじめている側の事情も考慮すべき。転校もあり。
学校のしくみがいじめを生む。第三者の目を学校に入れる必要がある。
リア充だってつらい。生徒会活動などで孤立した。いじめられている現実を、本人は親に言えない。逃げて良い。親がそう思えるようになることが大事。
お笑い番組の「いじり」の模倣。学校は大人の社会とは前提が異なる。
ほぼ全員参加のいじめ。いじめと認識していなかったので、知らないうちに参加していたことにショックを受けた。
空気を読めと言われてもわからない。ターゲットにならないために擬態する方法を教えてほしい。
女子のグループ内でのいじめ。かばったら自分がいじめられた。学校あるいは教員自体がいじめに加担している。大人社会のイライラが学校に伝播している。
ネットいじめは特に気づかれにくい。
気がついたら、いじめられる対象になっていた。いじめられる側の行動が、いじめる側をエスカレートさせることもある。
罪悪感はいじめられる側だけが持ち、いじめる側は持たないことが多い。


これらの意見をアンケート用紙に記載し、番組を制作するNHKに回答いたしました。
番組にどのように反映されているか、興味深く視聴したいと思います。