ぷらっとほーむの日記 ぷらほブログ

山形市・若者の居場所と学びの場づくりのNPO団体です

第3回 政治家と語る会

スミーです。本日14:00からはぷらっとほーむ本館にて、今年度第3回目となる政治家と語る会が開催されました。


今回のゲストにお越しいただいたのは山形県議会議員の高橋啓介さんです。愛さん、滝口さんが聞き手をつとめ、参加者は8名です。

高橋啓介さんが市・県議会議員になられた経緯からお話いただきました。
永年にわたり過労死などの労働問題に取り組んでこられた高橋さん。労災の認定や職場環境の改善に尽力されました。労災の認定には非常に長い時間(6〜20年!)がかかるとのことですが、認定されれば世の中の認識が変わるとの思いで取り組んでこられたそうです。

その他にも、土地政策や介護保険制度、非正規雇用の問題についてもお話いただきました。これらの問題を個人や地域の課題で終わらせずに、行政の問題としての解決を目指して活動されているとのことです。若者の労働環境の悪化が右傾化につながるというご指摘もありました。

若者政策についても伺いました。不登校・中途退学の問題にも様々な取り組みを継続されています。学校の先生との信頼関係や、部活動のあり方について、参加者からも意見が出され活発な議論が行われました。

高橋啓介さんは、わたしたちと同じ目線に立った問題意識をお持ちだということが感じられ、親身に意見を聞いてくださるのでとても話やすかったです。本日はたいへん貴重なお話をありがとうございました。