ぷらっとほーむの日記 ぷらほブログ

山形市・若者の居場所と学びの場づくりのNPO団体です

講演会 & シンポジウム「不登校・ひきこもりを考える」参加メンバー感想


人 間 塾・塾 長 仲野 好重 氏 講演会 & シンポジウム 
不登校・ひきこもりを考える」

参加メンバーの感想です。


人間塾の仲野様、壺井様

11月16日の講演会&シンポジウム「不登校・ひきこもりを考える」では、大変お世話になりました。
お話の中でもありました、「待つ」ということがすごく大事だと思いました。
自分はどちらかと言うとせっかちなので、なかなか「待つ」ことができない人間です。
これからは、余裕をもってゆっくり生きられるように努力していきたいと思います。
ありがとうございました。

亀山勇樹


人間塾のみなさま

先月のシンポジウムで、パネリストとして亀山さんと壇上でお話させて頂きました、設楽です。
この度は、仲野塾長・壷井事務局長、また塾生の水本さん・吉田さんとも限られた時間ではありましたが、打ち合わせ時やシンポジウム後にお話させて頂き、とても楽しいひとときとなりました!
仲野塾長のお話は、どれもとても興味深く面白いものばかりでした。
最初に聞かせて頂いた生い立ちの話では、マザーテレサ氏との出会いによる人生の転機、尼崎市で教育委員長をしていたときのお話では、小学1年生のクラスがお好きだとおっしゃっておられましたが、その理由についつい笑ってしまいました!
シンポジウムでは、仲野塾長のおおらかな語り口のおかげで、気負いすぎず『ありのまま』に話ができたかなと思いました。
まだまだ経験の浅い若輩者ですが、この講演会・シンポジウムでのお話と経験を生かし ていきたいと思います。

この度は、本当にありがとうございました!

設楽晴子

周りの人に愛情を持って接するという事というのは、自分はとても気薄になってしまいがちな人間なので、感情的になってしまって、これはこうするべきだろう!と言ってしまったりとか、自分の意見を押し付けてしまったりしまうことがあるので、今回のお話を聞かせていただいて、改めてどんな相手にも真摯に向き合って話すことが、相手にとっても、自分にとっても大事なのだなと、今回のお話で気づきました。本当に貴重なお話を聞かせていただき本当にありがとうございました。

宍戸

人間塾 仲野好重 さんの講演を聞いて

仲野さんの講演を聞きながら、「ありのままの私」を受け入れてくれた人々の存在について考えました。今の私が明るく前を向いていられるのは、昔も今も「ありのままの私」を受け入れて、支えてくれる人たちがいてくれたおかげです。楽しいときも辛いときもたくさんありましたが、支えてくれている人々に感謝して、人生で起こるすべての経験には意味があると思って、これからも前向きに歩んで行こうという気持ちになれました。

笹原 理

仲野好重 さんが講演中におっしゃっていた。「若者たちに対して、あなたの人生捨てたものではないと伝えたい、心のロウソクにぽっと、火をつけたい。」という言葉を聞いて、人間塾が大事にしている事は、ぷらっとほーむにとっても大事にしている事なのだと思いました。

大場茂慶

この度は素敵な講演会ありがとうございました!これからは、自分の個性をもっと大切にして生きていきたいです。

大原克彰

講演が始まる前の打ち合わせで、すごく腰が低い方だというのが第一印象でした。講演をする先生というのは、どこか威厳を漂わせている人もいるものです。しかし仲野さんはそれが一切感じられず、それはその後に始まる講演の内容の素晴らしさを予感させるものでした。
 講演で「マザーテレサに会いたい」という一心が全ての偉業の原点になっている、という事がわかりました。仲野さんが学生だった時、マザーテレサが来日し講演のため乗り降りする場所で、英語ができる帰国子女のお友達を同伴して待ち伏せし、マザーテレサとお話できた場面では、情景が目の前に浮かび上がるようでした。
 仲野さんが「私たちは裕福な日本で暮らしているけれど、貧しい人のためにできる事はないか」と問うと「間違ってもインドに来てはだめよ。あなたの隣の友人が困っていないか、あなたの一軒先二軒先のご近所が困っていないか、配慮しなさい」とマザーテレサは言った、という場面では、灯台下暗しと思わされました。
 インドに来てはいけない、とマザーテレサに言われたけれど、やはりマザーテレサに会いたい、という一心で単身渡米されて以後、今日につながるその後の仲野さんの道程の経緯は、まさに冒険、でもその根底にあるのはマザーテレサに会いたい、という夢を追い続ける事だとわかりました。
 しかしそうこうするうちに、マザーテレサが亡くなってしまい夢はかなわなくなりました。でも夢を追い続ける仲野さんの姿勢が、その後の仲野さんの進む道を形成していたのではないでしょうか。
 「親に言われる一番嫌いな言葉は何か」というアンケートを子ども達から取ると
「早くしなさい」という言葉が一位で、それは「もう待たないよ」という意思の裏返しなのだと話された時は、自分もいつの間にか大人の視点になってしまっていたと気づかされました。
 不登校や引きこもりの親御さんが、タイミングはいつなのか、という問いも「いつまで待てばいいのか」という事なのだ、と話された時も、大人の視点で考えてしまっていた自分に気づかされました。
 そして仲野さんが教育委員長と大学の職を投げ打って、鼻をつまんで水に飛び込む思いで今の事業を始めたと知り、今の日本で本当にそんな人がいるのだと驚きました。OECD加盟国で給付型の奨学金を実現していないのは二国だけで、そのひとつが日本です。なんと仲野さんの事業は、その給付型の奨学金をこの日本で実行しているものでした。政府の遅れを待たず、すでに実現し、組織として運営している事に驚きました。
 「人生50歳までは助走。50歳からが勝負。」というお言葉は、未だ道半ばの私を直撃し、感涙があふれました。 講演の後のパネルディスカッションでも、不登校だった当事者の心を読み取りくみ取るお話に、涙があふれる思いでした。
 最後になりますが、今の日本にこんな素晴らしい人がいる、というのが率直な気持ちです。そしてぷらっとほーむとつながっている。講演を聞いてみようと思ったのも、ご縁があったと感謝しています。

武田

講演会では、たくさんの貴重なお話を、ありがとうございました。
仲野先生の、「他の所でボランティアをするのも大切ですが、隣の孤独な人に声掛けをしていますか?」という言葉が胸に響きました。「お客さんを笑わせる前に、家族を笑わせていますか?」と言って、お弟子さんを実家に帰らせたという萩本欽一さんのエピソードを思い出しました。私には、マザーテレサのように、大きなことはできませんが、まずは、まわりの人を大切にしようと思いました。
「ありのままの自分で」「自分の人生の主人公は自分」「自分を肯定し続ける事」という仲野先生の力強いお言葉で、「このままの自分でいいんだ。大丈夫なんだ。自信を持って生きよう。」と思え、前向きな明るい気持ちになれました。「待つという事が大事」という言葉にも感銘を受けました。他者と共に、自分をも待ってあげようと思いました。
仲野先生、壺井さん、人間塾のみなさま、本当にありがとうございました。

矢作浩美

この度はたいへん心に残るお話をありがとうございました。たくさんのお言葉に、今日も励まされておりますが、なかでも感銘を受けたのは「待つ」ということの大切さについてのお話です。シンポジウムで、ひきこもりを経験したメンバーに対して「深い内省の時間が現在の言葉の豊かさにつながっている」とおっしゃったのを聞いた時、自然と涙がこぼれました。ありのままの自分でいるために必要な時間はひとそれぞれであり、尊重されるものであってほしいと思います。

小林澄子

お世話さまです。寒河江と言います。先日はありがとうございました。不登校の経験があるのでこの講演会に興味を持ちました。講演会ではいろいろと学ばさせていただきました。不登校していろんな思いをして同時に学んだこともありました。その時学んだことが今でも活きています。仲野先生がたしか話してくれました、自分をありのままに受け止めることです。自分自身を認めてあげるのは自分しかいないと感じました。この講演で、あの頃感じたことは間違いないんだとわかりました。マザーテレサの話しから始まりいろいろと共感できました。本当にありがとうございました。

寒河江春樹