ぷらっとほーむの日記 ぷらほブログ

山形市・若者の居場所と学びの場づくりのNPO団体です

トークライブ&ラーニングバー2015 vol.1 開催!

この度は、S-labo・イベント衣装屋さんの 佐藤ルリさん、元木さとみさんをお招きして行なわれました!
19名の参加でした。

佐藤ルリさんより、S-labo を始められるまでのお話をお聞きしました。


最初は女子専門学校に入られた経緯をお聞きしました。母親が裁縫をされていて、よく洋服を作ってくれたそうです。そしてご自身の小学校の時「洋服を作りたい」夢があったこと、また従姉妹が、女子専門学校に入学していたことなどの繋がりがあったそうです。女子専門学校で3年学ばれ、その後洋服屋さんで7年販売のお仕事をされ店長にまで昇進されました。お仕事への様々な思いを抱かれていた頃、女子専門学校での教員のお話があり、直感!勢い!タイミング!など色々なものが重なりあって動きだしたということでした 
ルリさんは教員を21年間勤められたとお聞きしました。ですが、はじめから先生になりたいとは思っていなかったそうです。
そのようななかで、教員という職について思ったのは、普通では出会わなかったであろう若者との関わり、人間関係の濃さをあじわえて、やっててよかったなぁと言うことでした。最初の1〜2年は、自分の実力に劣等感しか感じられなかったそうでが、ある時、生徒と一緒に受けた検定を受けることになり、もし落ちたら辞めようかなと思っていたそうですが、見事に合格され続けようと思いが変わったそうです。人生で一番勉強した!と話されてました。


次に、元木さとみさんより、S-labo を始められるまでのお話をお聞きししました。
高校生の時、ミシンをかけるのが好きだったそうです。2年生の時、同級生が女子専門学校のファッションショーに誘ってくれ、ショーを観てから興味が沸くようになったそうです。
その後、縫製工場に1度就職され辞められ、女子専門学校よりお話を頂き、教員の道へ。
まだ、自分自身が卒業して半年しかすぎてなかったので、いろいろな思いがあり、半年で辞められたそうです。
あまり、先生になりたいと思っていなかったそうです。
そして、2年後ぐらいに再度教員の話があり教員の道へ。20年勤められたというお話でした。
教員になれてからの半年間は自分が力不足だと思い、辞めたいと思われたこともあったそうですが、そのような中でやっててよかった瞬間は、ショーはもちろん!生徒さんとの出会いがよかったとお話されてました。

S-labo 開始までのおふたりのお話

そんなお2人の教員時代のお話をお聞きした次に話していただいたお話は、この春に、女子専門学校が閉校となったことについてでした。職がなくなってしまい、さてこれからどうしようか・・・「山形で洋裁できるところってなくなるのかな・・・?」「じゃあ、個人的に教えてあげられたらいいのかな?」「できるってなったら、何をする?」と、話し合いをされたそうです。まずは、自宅で始めようかと考えられてましたが、周りの方とのご縁もあり、新たに始めるお話をしたところ 衣装の依頼があり、「需要があるのでは?」じゃあ、場所を設けてやりましょうか!と、S-laboのはじまり!!


お2人のお話をお聞きした後、みなさんより感想をお聞きしました。
何かをするには自分から動いていくことが大事であること。動いていくことで道は開かれていくこと
とても前向きな気持ちにまりました。など、一歩動いていこうとゆう思いがみなさんより伝わってきました。


ぷらほでは、以前、ルリさん講師でトートバックのイベントが開催されました。
裁縫などしたことのない男子は、目を輝かせてミシン縫いを楽しまれていました。
この度、北山形駅の小便小僧の衣装をぷらほで引継ぎさせて頂きました。今後、お二人よりご指導を頂き素敵な衣装をみんなで楽しんで作っていきましょう!
この度は、ルリさん、さとみさん ありがとうございました。
今後も、よろしくお願いします。

この後、交流会は日付けが変わるころまで楽しく盛り上がりました!

(聞き手・愛さん)