トーク・ライブ＆ラーニング・バー2015 vol.7

高畠町にお住いのクマ仙人さんこと 高野尾 典樹さんをゲストにお迎えしました。

ずっと楽しみにしてました！
マタギという生きかた。興味津々です。

今回の聞き手は、あいこさんです。

あいこさんが、個人のブログを書いているとき、人気ブログにランクインしていた熊仙人のページが目にとまったそうです。

ブログの内容を見るとマタギという生活は、おどろくことばかりで、
あいこさんは、熊仙人さんの文章からにじみ出る人柄や考え方に、たくさんの気づきを得たのだそうです。
ブログにてコメントのやり取りをする中で、あいこさんは日常で抱えていた壁を乗り超えることが出来たと話していました。

今消えかかっている江戸時代から伝わる熊射ちの伝統を
後世に伝えて行かなければならないと思いました。
とても貴重なお話ばかりでした。
ライフルで、５００メートル先の標的を射抜くという話にはとても驚きでした。
弾丸が的を射抜くためには、火薬も鉄砲に込める弾も自分で作るのだとか。

熊の食べた木の実を見て20分後、熊がここまで来ると言い当てることもあるのだそうです。
木の実を食べあとから熊の行動を予測し、山を知りつくしたことの結果なのだそうです。

体力と精神力も不可欠で、それには、永年の経験と努力の積み重ねがあって、決して平坦なものではないのだそうです。
でも、それが好きな事だから出来るのだとも話されていました。

熊仙人さん自身も若い頃、大きな挫折を味わって人生を終わりにしようと思ったこともあったそうです。
そういった経験があったからこそ、人に対して勇気を与えるうる哲学を持っているのだと思いました。

熊仙人さん自身は、無宗教だと話されていました。
神がいるとしたら、人間ひとりひとりの中に宿っているのではないかと話されていました。
何かにすがるのではなく、自分を中心に置き、周りに流されない生きかた。
決して変わったことをしているのではなく、
『王道の生きかた』
だという言葉が心に響きました。

自分の心に嘘をつかない正直な生きかたを見習いたいです！

交流会の時間はあっという間に終わりました。

またぷらほに、来てくれるとのことでしたので。
その時は、まだまだたくさんお話のを聞きたいです。

熊鍋、猪鍋も楽しみにしています！

本日は、ありがとうございました。