ぷらっとほーむの日記 ぷらほブログ

山形市・若者の居場所と学びの場づくりのNPO団体です

第2回「出張相談&ひきこもり入門」を開催しました!!


こんにちは、こんばんは、おはようございます、しげちゃんです。
寒河江市中央公民館にて、第二回目となる「出張相談&ひきこもり入門講座」が開催されました。

この会は、ふだん情報が届きにくい地域へぷらほが出向き、自分たちの取り組みを紹介したり、相談会を行なったりするアウトリーチ活動です。
毎月第2・第4水曜日、19時から、山形県内各地の公民館で行ないます。
参加は無料となっております。

今回の参加者は、スタッフ2名(滝口さん、愛子さん)と、Aさん、Aさん、Sさん、Kさん、Kさん、Hさん、しげちゃんの7名、合計9名でした。


前半は、参加した人たちが自己紹介を兼ねて、今回の講座で何を知りたいのかを話してもらった後で、滝口さんがそれらを踏まえた上での話題提供をしていただきました。

今回の話題提供は、不登校とひきこもりについてで、どちらも状況を表す概念だということ、特にひきこもりは、誰しもがなりえることであり、ひきこもりの高年齢化は、ひきこもりの長期化だけが原因ではなく、いろんな世代の人が、ひきこもり状態に陥りやすくなっていることが問題であること、その背景には、1990年代から雇用の流動化による非正規の増加があり、肩書きが無いと、社会と繋がることが難しく、そういうことを語れる場所自体がないということが、孤立する原因になっているということでした。

孤立しないためには、肩書きがあるなしに関わらず、恥ずかしさや、傷つくことが無く、弱音や本音を語れる場所が必要であり、それらを「居場所」と定義し、こういう場所を増やしていくことが、「ぷらっとほーむ」の活動でもある。という話でした。

講座のあとはトークディスカッションがあり、それぞれが思ったことを気兼ねなく語り、共有することができました。
今回参加していただいた皆さま、まことにありがとうございました!!

次回「出張相談&ひきこもり入門」は5月11日(水)、19時より天童市長岡公民館にて開催します。お気軽にお越しくださいませ!!