ぷらっとほーむの日記 ぷらほブログ

山形市・若者の居場所と学びの場づくりのNPO団体です

初カキコ。


愛さんです。

あまりにも滝口氏が硬い文章を書くのでダメだしします。
おい、おまい。私のような読解力のない人間には激しく敷居が高いぞ。
と、本音を含んだ冗談はさておき、「感情の言語化」についてです。
こうしてみると、何やら難しいことのように思えますが、実際難しいです。
誰でも感情の起伏はあるし、それを押さえられないこともある。人間だもの。(byみとぅを)
怒ったり、むかついたり、落ち込んだり、そういったネガティブな感情に向き合うと、どうしても自己嫌悪に陥ってしまうものだけど、湧き上がったその感情それ自体を否定すると、これまた苦しい。
かく言う私も、この手のことで相当苦しんだ一人でございます。

そんな青春時代に、知り合いに借りた本が「目からウロコ体験」をさせてくれました。

その本には、「誰かの言動に対して腹を立てた時に、それを行動や態度で相手に伝えようとしても豊かな関係はつくられない。頭にきたからといって、ふくれたり、物を乱暴に扱ったり(鉛筆をバキッと折ったり)して自分の怒りを相手に伝えようとするのではなく、せっかく言語を持ち合わせている私たちだもの、その感情を言葉にして相手に伝えましょうよ」ということが書いてありました。「そんな時は、「今私は、先ほどのあなたの○○○という言葉に憤慨しています」と言葉で伝えればいいのです」とも。実際、そう簡単に出来る話ではありませんが、その当時の私にとっては目からウロコだったのです。

私などは、カルシウム不足のためか怒りっぽい性分でございます。しかし、この本に出会ってからは、「ふくれて相手にアピール」とか、「ベトナムに自分探し」とかはしなくなったと思われます。かといって、怒らなくなったとか、むかつかなくなったとか言うわけではありません。ただ、「あ、今自分はいらついているな」とか「さっきのあの件は許せんぞ」と、自分の感情をうまく掴むことが出来るようになっただけです。
これは、悟りの境地を開くのとは似て非なるもの。頭にくることは頭にくる。むかっとすることはむかっとするのです。それを押し殺そうと「怒っちゃダメ!」とか「こんなことでむかつく私のバカ!」などと躍起になると苦しくなる気がします。
っていうか、そんなに私は謙虚じゃなかったりする。てへっ。

単純に「感情の言語化」といっても何から取り掛かっていいものやら、と思うもの。
そこで、今後ぷらっとほーむメンバーと共に、それぞれが「自分の感情と向き合う」ことを実践できるような時間を設けられたら面白いのでは!と考えています。
愛さんは、人知れず普通の会話からまんまとディベートモードに切り替えちゃったりするので、その移行ポイントを発見してみるのも一興やも知れませぬ。にやり。