ぷらっとほーむの日記 ぷらほブログ

山形市・若者の居場所と学びの場づくりのNPO団体です

“浮気”と“本気”を分けるもの

愛ぼんです。

先週、友人から移された風邪が着実に悪化。近年稀に見るひどい病状でした。健弱おそるべし。この調子だと、全国一億二千万の方々からお見舞いの品がわんさか届く予感。できれば現金がいいです。ぷらほの運営費としてありがたく頂戴しますので。

面白そうなネタがあると、すぐに飛びつく習性があるので「浮気ネタ」に釣られてみます。学生時代に、こんな友人がいました。非常に交友範囲の広い友人Aさんは、本命の彼氏の他にも複数のボーイフレンドがいました。多いときで1日に2〜3人のボーイフレンドと逢引をしていたようです。純情な私は、いつもドキドキハラハラしながらAさんの行動を見ていたものでした。そんなある日、Aさんはそれまで付き合っていたボーイフレンドはもちろん、本命の彼氏までもを振って、M君という人とお付き合いすることになったのです。Aさんの異性との付き合い方を見てきた私は「どうせ熱が冷めればまた別のボーイフレンドと遊びだすでしょ」と軽い気持ちで見守っていたのですが、数ヶ月経ってもAさんはM君以外にボーイフレンド(もちろん普通の男友達はいますよ)を作りません。不思議に思った私はAさんに訳を尋ねました。するとAさんは笑ってこう答えました。「どんなに恋多き私でも、一人とだけ真摯に付き合うことはできるよ。相手が私にとってかけがえのないものを持っているならね。」なるほど、と思いました。Aさんの行動は普遍的なものではなく、相手によるものなんだな、と。(まぁ長年付き合ってきた私とて、Aさんの全てを知っている訳でもないし、把握している訳でもないので、もしかしたらこっそり他のボーイフレンドがいたかも知れませんが。)

滝口氏が「浮気されたあなたに隙があったってことでは…」と書いている通り、相手を責める前に、日頃の自分の行いを省みることは非常に重要だと思います。この「浮気した貴方が全面的に悪い!」的な発想って本当に厄介。まず、自分が本命だと決め付けているところが不思議です。例えそうだった時期があったにせよ、そんなもの日頃の心掛けが足らなければ(以下略。)正直私はこの「浮気」という単語が嫌いです。先程も書いた通り、自分を本命と位置づけた上で使われる単語だったり、第三者が当事者を冷やかす際に使われる単語だったりするからです。もしかしたら「浮気/本気」を嫌う理由は、「善/悪」「勝ち組/負け組み」「優等生/劣等生」というような、何事も短絡的に分けようとする人々の様を彷彿とさせるからかも知れません。白/黒では語れない、微妙で複雑なものもあるのですから。

先程、鼻をかんでいたら耳がキーンと痛くなりました。ちょっと力を込めすぎた模様。最近聞きかじった情報によると、この「耳がキーン状態」を繰り返すことにより、耳が炎症を起こすらしいです。なので決意しました。もう鼻をかみません。垂れ流し宣言。嘘だけど。