ぷらっとほーむの日記 ぷらほブログ

山形市・若者の居場所と学びの場づくりのNPO団体です

フリースペースでの一コマ

愛ぼんです。

しばらくぶりに書いてみます。気が向かないと更新されないブログ―――こんなブログ、果たしてブログと呼べるのか?そんな突っ込みがそこかしこから聞こえてくる予感。

先日フリースペースに来ていたメンバーAさんが映画「電車男」を見てきたそうです。私は滝口氏からプレゼントしてもらった電車男の本を読んだのですが、映画は見ていません。そこでAさんに映画の感想を聞きました。彼女は「巷では“あの話は作り話だ”とか“いやや、実話なはず!”などという様々な声が聞かれるけど、純粋に面白かったですよ。」と答えてくれました。彼女はさらに続けます。「私の周りでも、電車男に対して“あれはやらせだ”とか“ネタだ”とか騒いでいる人がいるけど、私はどちらでもいいんです。だって映画は面白かったんですから。」彼女は「本物か/偽物か」という議論と「面白いか/面白くないか」をしっかり分けていました。これってすごく重要なことだと思います。

A「あの指輪綺麗だよね〜」→「でも本物のダイヤじゃないよ」B「あの人頭の回転いいよね〜」→「でも大した学校出てないよ」C「これ美味しい!」→「でもスーパーの惣菜物だよ」…この手のコミュニケーションは結構見かける気がします。Aの場合、「綺麗かどうか」と「本物かどうか」がごっちゃになっているし、Bは「頭の回転がいいかどうか」と「いい学校(←個人的には全然重要視しないし、第一“いい学校”って何だ?という議論にも発展しそう(笑)。)を出たかどうか」が、Cは「美味しいかどうか」と「高級なお店のものかどうか」がごちゃ混ぜになっています。どうしても「本物かどうか」「頭の回転がいいかどうか」「高級なお店のものかどうか」の議論をしたかったら、YES,BUTで行かないと。

そんなことを感じたひと時でした。