ぷらっとほーむの日記 ぷらほブログ

山形市・若者の居場所と学びの場づくりのNPO団体です

■あまりの衝撃に何かがどばどばとあふれ出てくるような知的好奇心に飢えている「ぷらほ」つながりのみなさまこんにちは。気がつけば今日と明日で今年度の「ぷらほ」の事業はおしまいであるわけで、春休み気分を味わう間もなく次年度事業のもろもろについて考えていかなくてはなりません。つきましては、以前少しだけ予告をいたしました、学びの機会づくりの企画「論文を書いてみよう(あなたの内側に文化的な防波堤を構築しちゃうぞ)」についてのニーズ調査(参加希望者対象)をさせてください。
■これは、これまで主に「文献を読む」ということに集中して実践してきた学びの場づくりの取り組みをさらに深化させ、次のステージ――論理的に思考し、記述するということ――の学びの場づくりをしていこうという壮大な企画です。これをこなしていくうちに、あら不思議!、気がつけばあなたには、マスメディアやら世間の常識やらに流されず、問題の文脈や論点を見極め、自らの独自の見解を組み立て、それを第三者にもわかりやすく提示するということに関する基盤的な能力や構え――文脈リテラシーまたは批判的思考――が備わっていくことでしょう。
■文脈リテラシーや批判的思考に関するトレーニングは、通常であれば、大学という高等教育の場でなければ、その正式なメンバーでなければ、享受できない代物です。それを、NPO・市民活動が部分的に代替していこう(頑張っちゃうぞ!)というのが、私たち「ぷらほ」の現在の関心の中心です。世間の窮屈な常識やそれをふりかざす全体主義者、それに振り回される大衆=畜群に同化したくない、もっと豊かに、主体的に、そして自由に生きていきたいというあなた、そんなあなたはぜひこの「頑張っちゃうぞ」企画(詳細未定)にご参加ください。
■前置きが長くなってしまいましたが、そんなわけで「頑張っちゃうぞ」企画参加ご希望の方がたのニーズの聞きとりのための事前面談を、ととと突然ですが、明日から明後日にかけて、フリースペース開設時間とその後の交流会の合間をぬって実施したいと思います。時間の都合が合わないかたにはまた別の日程を組みますが、企画参加希望の方でもしお時間がありましたら、今回の機会に「ぷらほ」に足をお運びいただけると大変に助かります。急なお願いで大変に申し訳ないのですが。
■事前面談においてお聞きしたいのは、「もしあなたが読んだり調べたりのコストを払って論文を書くとしたらどんなテーマを扱いたいですか」というものです。えー、いきなりそんなこと言われてもわかんないしー。とかお思いのみなさん、ご安心ください。スタッフが優しく丁寧にエスコートいたします。エロでもグロでもサブカルでもとにかくどんなテーマでもかまいません。私たちにその気さえあれば、学びの扉は、どんな場所にでも開かれます。ぎゅんぎゅんに楽しい学びの場をともにつくっていきましょう。ご来場、お待ちしております。(たきぐち)