ぷらっとほーむの日記 ぷらほブログ

山形市・若者の居場所と学びの場づくりのNPO団体です

トークライブ&ラーニングバーinぷらほ vol.2


ワイ子です。「トークライブ&ラーニングバーinぷらほ vol.2」が開催されました!
今回のトーク・ゲストは、「mamaの色工房 igune」代表の峯田亜津子さんと、メンバーの渡辺さん、田中さんをお招きしました。


iguneさんの活動は今年で7年目。東北芸術工科大学内にある幼稚園「こども芸大」で知り合ったママさんたちが、当時同大大学院でパステル画を修士研究していた∪さんと出会い、研究のお手伝いをしたことから、「もっとやってみたい」とサークルを立ち上げました(ちなみに、ぷらほもその頃∪さんから研究協力をお願いされ、その時に∪さんの助手役で峯田さんも来ぷらされたのでした)。月一ペースでサークル活動をしながら、公民館などの依頼でigune以外の方とパステル画を描くことも。
じゃあどんなふうにパステル画って描くの? ということで、実際に体験してみましょう!
初体験の人には虹を、過去に体験済みの人には「出会い」をテーマに描きます。iguneさんのパステルワークショップでは、6色のみのパステルを使って描くのが基本なのですが、初めての場合は「青・黄・ピンク」の3色だけで虹色を表現します。パステルを綿にこすりつけ、それを紙にのせていきます。


15分ほどで完成!



まさに十人十色(・∀・) 虹なんかは、同じ手順を踏んでも、人によって表現が異なるのが面白い。



描いた人それぞれが解説をして、峯田さんが感想を添えてまとめます。必ずその画の面白いところを見つけ、言葉にしてくれる峯田さんです。


普段絵を描かない人でも、あっという間にできるのがパステル画ですが、「iguneの皆さんは絵の勉強をされてたんですか?」と訊くと、特にしていなかったり、描いていたけど上手くならなかったりだったのだそうです。峯田さんは「図工・美術恐怖症だった」とも!
そんな峯田さんたちが魅了されたパステル画。田中さんは「色あそびがいい」と言います。iguneさんで使われる「色あそび」という言葉には、「真面目に知識や技術を得なければ描けない」という、絵に対する固定観念や恐怖心を和らげる効能がある気がします。
「洋画などには描画の決まりがあるが、パステルには答えがないのがいい」と言うのは渡辺さん。しかし、「上手くなりたい」と思う時期もあり、そうするとそのもやもやがパステル画にも表れてしまうことがあったんだそうです。そんなときを経つつも、思いがけない部分に「いいね」と言ってもらったり、igune以外の人たちと一緒に「色あそび」をすることで刺激を受けたりして、皆さんはゆるゆると活動を続けて来ているということでした。



会の途中、パステル画を描き終わったころに、愛ママが「わあ、夕焼けキレイ! 見て!」と外を指さして、みんなで夕焼けを見ました。峯田さんも、パステル画に出会ってから空を見るようになったそうです。自分の周りにある、なんとも言えない色合い、色の混ざり方。「そういうものを、自分の子どもにも共有したいです」と想いを語っていました。
また、先日開催された「ありがとう絵本展」など、展示会も意欲的に行うiguneさんですが、大抵は峯田さんの「こういうことしてみたいよね〜」という妄想から始まり、渡辺さんらメンバーの皆さんが「いいんじゃない!?」とノってくれて、実現してきたとのこと。今後も、どんな「やってみたい!」妄想が生まれるのかも期待しつつ、ふんわりと色あそびを続けていっていただきたいと思っています!


といった感じで、第1部のトーク・ライブを終了しました。初めてでつたない聞き手役ではありましたが、iguneの皆さん、参加者の皆さん、来て下さって本当にありがとうございました!!


……と終わりのような挨拶をしてしまいましたが、ここから交流会でございます!
みんなで食べて飲んで、お話ししましょう! てなわけで、


つづきは後ほど!