ぷらっとほーむの日記 ぷらほブログ

山形市・若者の居場所と学びの場づくりのNPO団体です

『ひめゆり』上映2015、2日目・夜の上映

夜の上映前後のご挨拶は、かっちが担当です!


柴田さんがご来場してくださった昨日、そして今日の朝と比べると、まばらな客席。昨日も書いたとおり、3度目の上映である今回は、これまでの上映会よりもっともっと不安が大きいです。「この作品に興味を持つ人たちは2008年と2009年にみんな観てしまって、もう誰も来てくれないんじゃないか」―――そんな思いがよぎります。しかし、劇場スタッフのKさんがこんな言葉でその不安を和らげてくれました。


「3度目の上映作品で、日曜日の夜にこれだけ入れば上等ですよ!」


この上映会を成功させるために、私たちがこれまでどのような準備をしてきたか、Kさんはつぶさに観察し、必要としているサポートを惜しみなく提供してくれました。「何人が観にきてくれたか」ということもとても大切ですが、Kさんのような支援者が上映会をバックアップしてくれていること、素直に嬉しく思います。「パステル画×ひめゆり」とか「お花×ひめゆり」というコラボ企画も、このKさんが実現に向けて動いてくれました。ある日彼女はこんなことを言ってくれました。「フォーラムとしては、市民のみなさんと一緒にいろんなことをやりたいと思っているんです。ぷらほさんがこうして企画を持ち込んでくれることは、とても嬉しいです」。仕事という枠を超えて、力を貸してくれるKさん。本当にありがたいです。


ひめゆり』という作品は文句なしに素晴らしい。しかし、その素晴らしさの下支えをしているのは間違いなく『フォーラム山形』という場所やスタッフ、そしてフォーラムが培ってきた文化なのではないでしょうか。そんなことを感じた今日の上映でした。