ぷらっとほーむの日記 ぷらほブログ

山形市・若者の居場所と学びの場づくりのNPO団体です

シ立 け る や ん 。

2008年、私が『ひめゆり』を自主上映すると決意するまでには、紆余曲折ありました。あの時、上映の実現に向け、背中を押してくれたのが、山形国際ドキュメンタリー映画際の事務局長・郄橋卓也さんです。そんな卓也さが昨日の朝、ひめゆり上映会のPR文をFacebook上にアップしてくれました。転載させていただきますので、ぜひご一読くださいませ。

ぷらっとほーむの松井さんたちの「ひめゆり」山形上映、実は今回で3回目。2007年の山形国際ドキュメンタリー映画祭の上映会場に置かれていた「ひめゆり」のチラシが気になって家に持ち帰り、そのチラシを見ているだけで泣けてしょうがなかったという松井さん。
その後、この映画を上映して欲しいと相談にみえた松井さんに、私は、この映画を上映するのは貴方しかいないと言いました。本当に心から見たいと感じている人が上映し、多くの人と映画を分ち合いたいという願いに勝るものはないからです。松井さんが、私の前にこの映画の件で現れた時、彼女に中にすでに、映画とご自身とのある種の物語りが育っているのが分りました。
それを書き進めて成就し、味わうのは彼女自身であり、その気持ちに動かされてともに苦楽を共にしながら上映に取組んだ仲間たちであるべきなのでした。物語りを育てながら彼女たちが取組んだその上映とそれによって得られた予想を遥かに超えた様々な手応えが、どれほどのものであったか。それが、今回3回目の上映に踏み切らせたエネルギーであることは間違いないと思うけれど、この改めての取組みは、社会や沖縄の状況が憂慮される方向に進んでいることに対する松井さんたちの具体的なひとつのアクションであることも間違いないのだ。
自主上映は、ある意味、自分をさらすことであり、まぎれもなく人を巻き込むことである。それを、こととん知ってきた上で、あえて今3度目の上映に取組む彼女たちの思いと行動力に、私は素直に感動する。
やはり、「この映画は、貴方が上映すべきだ」と彼女に言ったことは間違ってなかったな。
そして、なんと幸福な映画であることか。
みなさん、観にゆきましょう。

自主上映は、ある意味、自分をさらすことであり、まぎれもなく人を巻き込むことである。」

名言です!


本当に素敵な誕生日プレゼントになりました!卓也さん、どうもありがとうございました〜。