ぷらっとほーむの日記 ぷらほブログ

山形市・若者の居場所と学びの場づくりのNPO団体です

トーク・ライブ&ラーニング・バー2016 vol.11 ニシヅカ コオイチ氏(イラストレイター)

本日のトーク・ライブ&ラーニング・バーのゲストは、ニシヅカ コオイチ氏(イラストレイター)です。
あのチキンラーメンのひよこの絵を描いかれた方です。
聞き手は愛さんです。
さて、どんなお話が聞けるのでしょう!?
とっても楽しみです!!

生まれは尾花沢で18才の時に上京したそうです。
上京して、すぐ仕事が決まったのに三日でやめたのだそうです。
やめたのには、理由があって、家賃が4万と安かったので15日アルバイトで働けば生きていける。
残った時間を絵についやせるとわかったからだそうです。
そうして描きためたイラストを色々な出版社に持ち込んでいたそうです。
そういう生活に不安でなかったのには、幼稚園かそれよりも前から絵で生きていくと決めていたからなのだそうです。
しばらくしてパソコンのゲームハウスでグラフィッカーの仕事をするようになったそうです。
そのゲームのタイトルは「ラストハルマゲドン」で、メイングラフィックのしごとをしていたのだとか!
その頃は昭和から平成になったばかりのころでバブルの頃と重なります。
ファミコンの後期でスーパーファミコンが出る前の話です。
「ラストハルマゲドン」は、タカも遊んだことがあります!FM-Towns版でCD3枚組でした。
いわきさんはMSX2版で遊んだことがあるそうです。
当時はパソコンのスペックは違っていたのですが、一番性能の低いパソコンに合わせるゲームハウスが多いのですが、
ラストハルマゲドンは、パソコンのスペックに合わせてグラフィックを全部書き直してありました。
このことに触れた雑誌記事を当時読んだのを覚えています。
まさかグラフィックを描かれた方にお会いするとは思いませんでした。
当時売られていたパソコンは使える色数が違いました。16色しか使えない機種と数万色使える機種とがありました。
パソコンの移植の仕事をして数年がすぎると、メガドライブ PCエンジン などのゲームを作っているコンシューマー(小さい規模でゲーム作っているゲームハウス)が淘汰されて
大手のゲームハウスが台頭してきた時期になるそうです。
ヒットしたら化けるという流れがあって一攫千金を狙う人たちが増えてきたそうです。
ニシズカさんの東京での一番最後にいた会社は、正社員だったそうです。
有名なCGアーティスト呼んで1からゲームつくって2年間かけて、プレイステーションで出す予定で、絵コンテ書いてムービー作ったりしていたそうです。
それが上からの命令で流れてしまったそうです。
そのことがあって一人に戻って仕事をしようと思ったそうです。
1人でやるなら無くなることはない。自営的なフリーランスでやると決めたそうです。

その後、絵に打ち込むため会社を辞め、ありとあらゆるところ有名出版社に持ち込みをしながら土方も始めたそうです。
35才までデスクワークだったので、2週間目までは、疲れて家に買ったら寝るだけの生活になったそうです。
そのころ、今では製法として無くなっていた、ぬいぐるみの中におがくずを詰める製法を復活させてビンテージ物でオリジナルで商品化する話に関わることになったそうです。
とりあえずやると決め、ヘトヘトの中で モニターに向かったら、下絵がたった5分で完成!
自分の見たことのない、良いのか悪いのかさえわからないものができた!
そこからプレイセットプロダクトが生まれていったそうです。
詳しくはリンクをどうぞ↑
チキンラーメンのひよこのイラスト、手塚プロ、サンリオ、ディズニーとのコラボもなされ、ソニーの仕事でエルビスプレスリーの仕事を任されたりもしているのには驚きでした。
ニシヅカさんのイラストを見せてもらいました。
ゆるさと愛らしさに心を奪われます。とっても気に入りまいた。
手塚プロとのコラボ作品がとっても好きなのでグッズを探して手に入れたいです!

その後、ニシヅカさんは、いなかでも仕事ができる時代になることにを実感し10年前に山形に、戻ってきたそうです。
始発に乗れば東京での仕事の打ち合わせにも間に合うので山形市はありがたい場所だと話していました。

インターネットによって東京と田舎との距離は縮まってきた、田舎でコミニティーをつうろうと戻ってきているひとが増えてきているとも話されていました。
ネットによって、大口に対しての商売から、ニッチなもへの商売へと変わってきた。
発信の仕方で面白いことができる良い時代になってきているのでニシヅカさんも新しい取り組みをされるとも話されていました。

最後に、若者に対してのメッセージとして、好きなことがみつからないひともいるが、それが無い人はいない。
待っても何も始まらない、あえて違う事をやってみたり、少し好きが大好きになりうるものを探していくことが大切だと話していました。

第二部は、お酒を飲みながらニシヅカさんと交流です。

最後は記念写真です。

今度お会いしたときは当時のゲーム業界の話も聞いてみたいです!