ぷらっとほーむの日記 ぷらほブログ

山形市・若者の居場所と学びの場づくりのNPO団体です

 戦争はいかんです。腹が減るだけです。(水木しげる談)

しげちゃんです。今日は14:00からぷらほ学習支援スペースにて、歴史講座「あの戦争」は何をもたらしたのか? ーー13歳からの現代日本史入門ーーが行われました。

講師は滝口さん、受講者は、T田さん、Hかりちゃん、OS無くん、F武器くん、愛子さん、しげちゃんです。
前回は、「あの戦争」が何だったのかについての講座でした。
今回は、「あの戦争」で戦い方が明確に変わった事を中心に講座が行われました。

19世紀は、剣や、単発しか打てない銃などを使用しての戦争に対し、20世紀
の戦争は、機関銃や爆撃機や戦車などの、大量殺戮兵器が使用されるようになります。
戦場では、塹壕を利用した戦いが一般的になり、戦闘期間が長引くようになりました。その結果、武器を生産している工業地帯や、都市を中心に、爆撃機による直接攻撃を行い、国力を下げる事により、戦争を終結させる方法がとられていきます。

このように、市民全体が巻き込まれる戦争を、『総力戦』といいます。

つまり、今この社会で戦争が開戦されると、それは必ず『総力戦』になるという事です。

日本が総力戦の果てに、原爆が投下された話を聞くと、やりきれない思いで一杯になりました。

今回、講座を受けてみて、日常の延長線上に戦争がある事を実感しました。

講座は次回も開催の予定ですので、もし興味ある方いましたら、是非参加してみてください、新しい発見があるかも知れません。

以上、歴史講座のレポートと、感想でした。